CERTIFICATION
PFAS リスク管理検定
知っている、運用できる、設計できる。三段階でPFAS のリスク管理能力を認定します。
この検定について
問うのは、知識の量ではありません
PFAS の分野で本当に難しいのは、事実を覚えることではなく、「ここから先は自分の判断ではない」と分かることです。血液検査の結果を読み解くのは医師、賠償の判断は弁護士、濃度の証明は環境計量士。この線を越えずに、必要な専門家へ正確につなぐ。それが、私たちの考える「リスク管理ができる人」です。
3級はその線の存在を知る級、2級は場面ごとに線を引ける級、1級は専門家との連携そのものを設計する級です。
級の構成
三つの級
| 3級(入門) | 2級(実務) | 1級(管理者) | |
|---|---|---|---|
| 到達点 | 知っている | 運用できる | 設計・統括できる |
| 専門家との境界 | 存在を知り、つなぎ先を知る | 場面ごとに切り分けて運用する | 専門家チームを編成・統括する |
| 対象 | 企業・自治体の担当者、一般の入門者 | 環境・品質・製造・調達の実務者、分析・水処理の技術者 | 管理職・責任者、コンサルタント |
| 出題 | 選択式 50問 | 選択式 60問 | 総合40+専門20+論述2 |
| 試験時間 | 75分 | 90分 | 150分 |
| 合格基準 | 正答率 70%(35/50) | 正答率 70%(42/60) | 両科目 70%+論述基準点 |
| 受験資格 | なし | なし(3級合格を推奨) | 2級合格 |
| 公式テキスト | A5判・約250ページ | A5判・約270ページ | 共通編 約220ページ+専門別冊 |
※2級・1級の実施時期は、3級の第1回実施後に公表します。上表は設計内容であり、確定した実施要項ではありません。
第1回 検定
3級のスケジュール
| 項目 | 日程 | 備考 |
|---|---|---|
| 申込受付 | 2026年11月11日 〜 2027年1月21日 | 公式テキストは申込開始までに刊行します |
| 試験 | 2027年2月4日 〜 2月18日 | 第1回は対面(リアル)実施。第2回以降はIBTへ移行予定 |
| 合否発表 | 2027年3月5日 | 合格者には管理番号付きの合格証を交付します |
※受験料・会場・申込方法は、法人設立後にあらためてご案内します。現時点で申込の受付および受験料のお預かりは行っておりません。
公式テキスト
1冊で、全体像がつながるように
3級の公式テキストは、PFASを「測る・取り除く・伝える」という流れで組み立てています。図解と事例を多く置き、予備知識なしで読み通せる構成です。
| 章 | 内容 |
|---|---|
| 序章 | なぜ今、PFASなのか(問題の全体像) |
| 第1章 | PFASとは何か(基礎知識) |
| 第2章 | PFASはどこにあるのか(用途・産業・発生源) |
| 第3章 | 健康影響とリスクの考え方 |
| 第4章 | 法規制と基準(日本・海外) |
| 第5章 | 「測る」の基礎(分析) |
| 第6章 | 「取り除く・壊す」の基礎(除去と分解) |
| 第7章 | リスクコミュニケーションと社会対応・今後 |
| 巻末 | できること/できないこと早見・専門家早見・規制早見表・用語集・模擬試験2回 |
出題範囲は、申込の前に公開します
3級の出題は、公式テキストの範囲から作成します。何を学べば合格に近づくのかが受験前に分かる状態を保つためです。試験範囲に関わる教材は、必ず単体で購入できる形でご用意します。有料セミナーの受講が事実上の受験条件になることはありません。
よくあるご質問
FAQ
予備知識がなくても受けられますか
3級は予備知識を前提としていません。公式テキストは高校の理科程度の内容から説明を始めます。
この資格があれば、水質検査ができますか
できません。公的な濃度の証明(計量証明)は、環境計量士および計量証明事業者の業務です。本検定は、検査の結果を正しく読み、適切な事業者に依頼できるようになるためのものです。
健康相談や法律相談に使えますか
使えません。診断は医師、法的判断は弁護士の領域です。本検定は、どの場面でどの専門家につなぐべきかを判断できるようになることを目的としています。
国家資格ですか
いいえ、当機構が実施する民間の検定です。将来的に環境教育等促進法に基づく人材認定等事業の登録を目指していますが、登録には複数年度の実施実績が必要であり、現時点では取得しておりません。
テキストの著者は、試験問題を知っていますか
3級は出題範囲を公式テキストとして公表しています。2級・1級の非公開問題については、テキスト執筆者はアクセスできない運用としています。